サラリーマン20年!
ブログ管理人のあきピーです。
最近、部署移動がありまして、新たな部署での”やり方”や”業務内容”を覚えたり、新たな業務やミッションに挑戦するなど、慌ただしい日々を送っています。
新たな部署に来たことによって、サラリーマン歴20年、自分の仕事の”やり方”について振り返ってみた時に、時間に追われている感覚で仕事をしていると、常に慌てている状態にあった
「これ急ぎでお願いします!」「まだ終わらないのか?」「いつまでかかるのか?」など、行動を急かさられることを言われると、なぜか【慌てる】人が多い気がしています。
本人は急いでやっているツモなのでしょうが、考えたり判断するといった、大事な思考が置き去りになってしまい、ただただ動作が速くなっているだけ。結果、「漏れる」「抜ける」「忘れる」といった単純ミスが増えてしまう人、あなたの周りにもいませんか?
「急ぐ」と「慌てる」を勘違いしてしまうとはどうこと?
【慌てる】とは
【慌てる】とは、次のように定義されています。
あわ・てる【慌てる/周=章てる】 の解説
1 思いがけない物事に出会って、ふだんの落ち着きを失う。うろたえる。狼狽 (ろうばい) する。
2 (「あわてて…する」の形で)急いで…する。
引用元:weblio辞書 www.weblio.jp
急いで何かをやったとしても、ふだんの落ち着きを失った状態では、うまくいくはずがありませんよね?急ごうとするあまり、ただただ速い動作になっただけ、なんてことになりかねません。
これは、お願いする側(指示を出す側)の対応も大切です。相手の状態や状況といった、相手を理解してあげることがたいせるです。お願いする内容や指示の内容によって、適切なタイミングで伝える必要があります。
慌てさせているのは、お願いする側(指示を出す側)にも理由があるということを忘れてはいけません。
【急ぐ】とは
では【急ぐ】とはどういったことなのでしょうか?こちらは次のように定義されています。
いそ・ぐ【急ぐ】
1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。
2 早く行き着こうとする。早く進む。
3 気持ちがせく。
4 準備する。用意する。
引用元:weblio辞書 www.weblio.jp
【早く】という言葉がたくさん出てきています。どうやら【急ぐ】とは、【早く】何かに到達・達成させるための動作・行動の様を表しているようです。
この【急ぐ】という言葉の中に、勘違いのヒントがあるような感じがしてきました!
【はやい】とは
ここまでの話の中で、【速い】と【早い】という2つの【はやい】が出てきています。
では【はやい】とは、どういった意味なのでしょうか?あまりにも当たり前すぎて、その意味を深く考える機会はほとんどありません。もちろん、【早い】とは【速い】は字も違いますし、異なる意味を持っています。
同じ発音で、似たような意味合いを持った言葉であることが、【急ぐ】と【慌てる】の勘違いの原因だと考えています。正しく理解することで、勘違いが解決させていきましょう。
【はやい】の定義
【はやい】は、次のように定義されています。
はや・い【早い/速い】
1 (速い)物事の進む度合いが大きい。動作・進行などがすみやかである。「足が—・い」「返事が—・い」「流れの—・い川」「のみこみの—・い人」⇔遅い。
2 (早い)ある基準より時間があまり過ぎていない。また、ある基準より時期が前である。「朝—・い電車に乗る」「—・いうちに手を打つ」「卒業が一年—・い」「梅雨入りが—・い」⇔遅い。
3 (早い)まだその時期ではない。その時がまだきていない。「結婚するにはまだ—・い」「あきらめるのは—・い」
4 (早い)簡単である。てっとり早い。「調べるより聞くほうが—・い」「自分でするのがいちばん—・い」
5 (「…するがはやいか」「…するよりはやく」の形で)時間をおかないで次の動作や物事が行われるさまを表す。「家に帰るが—・いかテレビの前に座り込む」→早く
引用元:weblio辞書 www.weblio.jp
なんだかわかりづらいですね。一つずつ簡単にまとめていきましょう。
【速い】とは
【速い】とは、「足が速い」「球が速い」「覚えるのが速い」「会議の進行が速い」といった、動作やモノゴトの進行に対して使う言葉です。
【早い】とは
【早い】とは、4つの意味を持っています。
- 「朝早い電車に乗る」「完成が予定よりも1年早い」「早い段階で判断する」など、予定や基準としてる時間や時期よりも前であること。
- 「結婚するのはまだ早い」「あきらめるにはまだ早い」など、まだその時期ではない、その時がまだ来ていないこと。
- 「聞くより見たほうが早い」「自分でやったほうが早い」といった、簡単である、てっとり早いということ。
- 「家に帰るが早いかテレビを見る」「テレビを見るより早くご飯を食べる」など、時間をおかずに次の動作や物事が行われることを表す。
時刻や時期など、時間に関する早さを表している言葉のようですね。
簡単に【速い】と【早い】の違いは、表現する対象が違うという
【速い】は「動作・進行の速度」
【早い】は「時間の経過を表す」
【急ぐ】ということを求められた時に、【速く】と【早く】の違いを理解していれば、求められている【急ぐ】に対して、正しい【はやい】を判断することができると思います。
【慌てる】を防ぐ方法 【自己理解】と【段取り】
「急ぎなさい」などと、行動を急かされるように言われると、「すぐにやらないといけない!」と思い込み、反射的に即行動にうつしていませんか?
それが【慌てる】原因です!
では、【急ぐ】と【慌てる】の勘違いによる、【慌てる】を防ぐ方法について、オイラなりの持論を話したいと思います。
結論は【自己理解】と【段取り】が大事だということ。では、『歩いて目的地に向かう』ことを例に【自己理解】と【段取り】について説明します。
【自己理解】について
歩いて目的地に向かうので、まず押さえておきたいことは「自分自身の歩行スピード」です。歩行スピードががわかっていれば、目的地までの到着時間を予想できるし、出発時間を決めることが出来ますよね?
また、目的地までの距離もわかっているので、自分の体力であれば、一気に歩ききれる距離なのか、何度か休憩をとりながら進むべきなのかを予測することが出来ます。
ここで言いたいのは「歩くスピード」と「体力」を把握していることが「自己理解」です。つまり「自分の能力や性格を把握している。自分のことを理解している」ということが大事なんです。
【段取り】について
次に、目的地までの「道のり」の中で、「ルートはいくつあるのか?」「最短ルートは?」「道は平坦?登り?降り?」「休憩できるスポットは?」「トイレは?」など、目的到着までの道のりを理解していることで、【段取り】を立てることが出来ます。
その道中の中で起こること、やるべきことを予め計画に組み込むことで、到着までにかかる所要時間であったり、準備するものがおのずと決まってきます。
さらに情報を加えるとするなら、この時期がどんな季節で、当日の天気予報はどうなっているか?自分ではコントロールできないことについても、段取りの中に想定しておくことで、【慌てる】ことはぐっと減ることになります。
ここで伝えたいことは、急な依頼や指示が来た時、すぐに動き出すようなことはせずに、必要なモノ・コトを考える、今の自分なりに想定できることを考える、見切り発車はせずに『考える時間を設けましょう』ということです。
色んなことをに挑戦し、経験の幅を広げよう
自分でコントロールできないもの、『予期せぬ事態を予想する』ことは、個人個人が積み重ねてきた経験に比例すると思います。
それは、仕事に限ったことではなく、普段の生活の中でも、部活や趣味、ゲーム、遊び、家事、人間関係など、全てにおいてそうだと思います。挑戦した回数だけの経験と発見があるはずです。その積み重ねが予期せぬ事態を予見することつながります。
色んなことに挑戦することで、経験の幅が広がります。それは成功するかもしれませんが、失敗の方が多いかもしれません。楽しいこともあれば、楽しくないこともあるかもしれません。
それはやってみないとわからないこと。
自分自身を理解して、好きなこと、興味のあること、必要なこと、足りないもの、日常にある様々ことに挑戦することで、自分自身の成長と経験の幅を広げていきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
急ぐことは、決して機敏に動くこと、即行動に移すことではありません。
慌てることで、結果さらに時間がかかってしまったり、失敗に終わってしまいます。
オイラが伝えたい「慌てないようになる」ことは、「見切り発車はせずに、考える時間を設けましょう」、成長と経験の幅を広げるために「色々なことに挑戦しましょう!」ということです。
最後は自分自身が決めること!積み重ねた経験がモノを言う!
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また来てね♪